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9月某日@bazooka-studio |
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初顔合わせとなるH川カメラマン |
スタジオ内にてインタビュー収録。
今日のカメラマンはH川氏。.....スイマセンね、録音スタジオって、照明がビミョーに暗くて、しかもウチのスタジオ・マネージャーが実は間接照明・熱中人(爆)なモンで.....。
丁度発売になったばかりの、オレが出演するAn's All Starsのlive DVD映像をバックに、周りを愛用のギターとキューちゃん(爆)で埋める。S水氏は本格的なレコスタの姿にワクワク、オレの最近作のCDを楽しそうに眺めてる。 |
.....インタビュー開始。
今日のS水氏は、コンセプトが決まっているせいかはたまた寝不足か(.....)いつもと違う眼をしている。が、マネPによるとオレもそうだったらしい。
今日のオレは、ある意味腹をくくっていた。
これまで何度となく誤魔化して来た、今まで決してTVカメラの前で言わなかったことを、言わなくてはならない日。
「.....何も知らず、用意された安全な道の上でのうのうと暮らしてしまった。それはロックじゃねえ」
S水ディレクターは、納得したように頷いていた。
オレ自身の捉えていた"熱中時間"という番組の性格、方向性。そして、それと大きくずれていたであろうオレの本音。だから誤魔化して来た。が、NHKの方々は誤魔化せなかった。皆それに気付いていた。そして、予想外に皆それを必要とした。
そう、オレが暗渠を辿り、そこに何が隠され、そして一体何故そうなったのかを調べ、それを告発するのは.....ロックなんだ。 |
「ありがとう、加瀬さん」
「いや.....大丈夫なのかな、これで」
「大丈夫も何も、これでようやく胸のつかえが取れたような気がします」 |
.....夜、マネPからメール。
「渋谷の白根郷土博物館で、"春の小川が流れた街・渋谷"特別展が始まるって」
メールに付いて来たURLをクリックする。今まで見たことのない古そうな写真が写っている。
「.....コレ、もしかして春の小川〜!?」
続いて、S水氏からもメールが来る。
「行きましょう!」
.....みんな、ひょっとしてグル?(.....)。 |