flower travelin' tour+instore@ishinomaki
'07/04/03〜04/29 神戸/広島/山口/福岡/熊本/東京/石巻  2007/05/31 up
4/10(火) 曇り

広島同様、街を縦断する熊本市電
いよいよflower travelin' tour最終日。今日は熊本放送でradioとTVの2本収録。チェックアウトは朝10時、熊本放送入りは13時。夕方まで宿に荷物を預け、音瑠以外の宿泊組は路面電車にて熊本市内の繁華街、新市街へ。一旦熊本放送の位置を確認。古くは城下町として栄えたこの付近には古い繊維問屋街の名残りが見られ、市電の線路沿いと言う条件も相まって懐かしい風景が広がる。10時半に新市街のfast food店へ入り、朝食。熊本放送入りまでざっと2時間半、「皆、どうする?」「ここにいます」.....さすがTV収録、全員濃密なメイクに突入.....って、皆既にホテルでメイクして来たじゃん(苦笑)。とりあえずオレは知らない街で絶対やること、市街探訪へ突入。熊本城がここから歩いて数分の位置。.....驚愕。オレは元々世界史にはウルサイが日本史にはさほど傾倒していなかった。そのオレでもこのスケールには圧倒された。同時に有名な"武者返し"と呼ばれる石垣の造形美に感嘆し、何故ここが日本三名城に数えられるのか、を少しだけ理解出来た気がした。.....が、幾多の命が失われた場所であることも事実、想いは複雑であった。
12時、店に戻ると花達はまだメイクを続けていた。それもさっきと同じトコを描いてるような気がする(苦笑)。U-key「なんか、1本だけマスカラが上手く行かないんですよぉ」.....ま、頑張ってくれ(涙)。

"塚原まきこの音楽図鑑"はflowersのみのtalk収録、急遽役割分担+原稿制作
12時45分、店から徒歩数分の熊本放送へ到着、ここでもま〜だメイクし続ける面々(.....)。ほどなく、昨夜は実家で過ごした音瑠も到着。担当directorのM氏がロビーで出迎えてくれ、スタジオへ。まずラジオ番組"塚原まきこの音楽図鑑"(日/14時30分〜16時45分)の収録。.....さて、personalityは.....え、いない!?。なんと当日現地で知ったことだが、収録はflowers自身のみでのtalk。ならばここは地元出身の音瑠にleader shipを取って貰い、番組を進行することに決定。音瑠をメインに、各自がアルバムの紹介、tourの様子、official website情報などを分担。急ぎ原稿を書き、それぞれが自分の分の原稿を手に順調な流れ。熊本の印象や今後の抱負を交え、最後はもちろん音瑠の"言葉に出来ない気持ちが心に溢れ出す"を紹介、無事に収録終了。音瑠がしきりに気にしていたon airは4/22。

行程最後の仕事はTV番組"Sound Steady"のコメント撮り
14時、続いて同じbooth内でTV収録。番組は"Sound Steady"(土/2時40分〜3時46分)、こちらはartistのコメントを挟んでP.V.を流す番組。ここも主役は地元の音瑠、だが全員負けずにdress up+濃い〜メイク(苦笑)。サヤカが「付け爪が割れた〜」と嘆くので指輪を1コ貸す(.....)。撮影はdirectorのM氏(ラジオ担当のM氏とは別人)自らが収録用のcameraを担当、こちらもコメント用の原稿は花達自身が書く。.....が、なにしろcamera目線、ラジオのようにアンチョコ見ながら、ってワケにも行かず、全員必死で原稿を覚える。カメリハ兼ねて1度通してみるが、皆なにかひとつ言い忘れる感じ。何度かやって、いざ本番。.....なんとかなるモンだ。それぞれが熊本の良いトコロと地元・音瑠を盛り立てるtalkを展開、音瑠自身「地元・熊本を代表して頑張ります!」とappeal、flowers収録の"言葉に出来ない気持ちが心に溢れ出す"のP.V.をon air。放送はラジオ前日の4/21、この週末は音瑠とflowersが熊本を席巻します!。15時、

よっしゃ!全部終了〜!!
これでflower travelin' tourの全てのmedia収録が終了。ロビーで(ラジオの)directorのM氏としばし談笑。実は彼は地元熊本ではなく東京出身、初対面から言葉のintonationが「アレ?」って感じだったので納得。現在の音楽sceneと、地方都市ならではの特殊な現象。こうして現場におられ、かつ実際に地元でない方の意見は非常に興味深く、しかも的を得ていた。名残惜しいが、弾む話に終止符を打って15時半に熊本放送を後にした。
全ての公式行事が終了、「お腹空いた〜」と言う花達をspaghetti brunchに連れて行き(さっき食ったばっかじゃん.....)、ひと休みしたあと宿泊組は一旦荷物を預けていたホテルまで戻り、気のいい女将さんにお礼を言って再び路面電車で辛島町で降り、再び音瑠と合流。ここから一行はバスで熊本空港へ。flower travelin' tour、帰路は空路。.....思えば初日の夜行高速バス12時間、加えて翌日神戸から広島まで地獄の在来線乗り換え3回/4時間の苦労を考えると、行程上で最も遠いここ熊本から東京までがたったの1時間半、と言うのが不思議な気分。夕暮れの中、バスは一路熊本空港へ。

happy birthday,kazmy!!
18時、熊本空港着。フライトは20時40分発の羽田行き最終便、時間はたっぷりある。全員ゆったりと土産コーナーを物色している間に全員の搭乗手続きを済ませ、全員が待合室に帰って来たところで皆で「kazmy、happy birthday!!」.....kazmy感激。ちなみにpresentの中身は福岡タワーの土産物店で"掻き集めた"、kazmyに似合いそうなgoods集。.....オレは10分に1回のペースで喫煙所との往復(.....)。もちろん来るべき禁煙時間に向けて吸い溜め(苦笑)、そして.....落ち着かない理由がもうひとつ。
.....一見怖いものナシのオレ様(苦笑)だが、実は大の飛行機嫌い!。
理由?、言うまでもない。だって、あんなバカでかい鉄の固まりにあんなペラペラの羽根付けて、しかもそこに巨大なjet engine載せて空飛ぼう、ってのが間違ってるっ

こんなモン、飛ぶワケネエじゃん(弱)
しょ!?。.....と言うワケで正直ビビっていたのだが、実はもうひとり.....我が相棒、サヤカも同様の価値観の持ち主。「アタシ、とりあえずビール呑んで寝ちゃおうと思います」.....ナルホド、その手があったか.....。サヤカは売店で缶ビールを2本購入、1本をあっと言う間に呑みほしてしまった。他の3人、特に常にこの線を良く利用している音瑠は慣れたもの、と言うか誰もビビってナイ。20時10分搭乗開始。kazmyの荷物が検査に引っかかった。と思ってたらオレもだ!。あ、100円ライター2コ持ってちゃダメなの?、知らなかった。え、捨てるか誰かに預けろ?.....じゃ、タバコ吸わないサヤカ持っててくんない?(.....)。
20時40分、ANA3722便は定刻通り熊本空港を離陸。ビビりつつも窓の外に広がる熊本の街灯りを眺めながらこのtourを振り返る。.....とにかくここまで来た。来れた。そして、flowersを通じて多くの見知らぬ人達と出逢い、聴いて/観て頂くことが出来た。冒頭に書いたように、ぶっちゃけ計画段階では果たしてそんな無謀なtourが本当に実現出来るのだろうか、と不安でいっぱいだった。丁度4月の番組改編時期、何処のmediaも忙しいことこの上ナイ状況。事実いくつかのmediaはbookingに苦労し、いくつかは実現しなかった。しかし、多くの方達の協力でこうして無事に帰路に着けるのだから、これ以上ない幸せ。な、サヤカ.....あ、オヤスミ中ですかそうですか(寂)。
22時15分、定刻通り羽田空港にtouch down。
皆、お疲れさん。そしてありがとう。.....それから、このtourのfinal@東京、4/21のkamikazehouseも宜しく頼むよ。今はゆっくり休んでくれ。"家に着くまでが遠足"だぞ、気をつけて帰れよ!。オレは.....とりあえず一杯呑んで帰ろ。
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