兎-usagi-
彼らは前述のように元ラヴィアン・ローズのドラマー、根崎料栄がヴォーカルへと転身して結成した新しいバンド。ラヴィアン・ローズは解散の際にradio-bazooka!!に出演して貰ったことがあるのでお聴き頂ければ解る通り、不動のメンバーで12年やって解散、という経歴を持つ。そして彼らはそのサウンド性を、例えばヴィジュアル系やバイオレンス系などとカテゴライズせず、自ら"ラヴィアン系"と称しており、それは全くその通りだった。そのコンセプトはこの新しいバンドにも活かされており、ひとつの枠に収まらない自由な音楽作りで素晴らしい1stアルバムを作った。活動も精力的で、10月に発売になったアルバムのリリース・ツアーを全国展開、その千秋楽後に企画された今回のイベント出演も快く了承して貰えた.....っていうか、兎-usagi-に断る権利はもはやナイ(笑)。 |
Jack Rose
今年結成10周年となるベテラン、Jack Rose。彼らはヴォーカル、ギターに加えキーボードの3人編成のヴィジュアル系ユニットであり、今年発売された最新アルバム"Heart
Infection02"では旧友でもある長田がレコーディング・ドラマーを務めた、という経緯がある。ちなみにその活動枠は興味深く、ライヴハウスのみならずストリートへも進出、決してストリート向きとは言えない編成にも関わらず精力的に、そしてがむしゃらに突っ走る。メロディと鋭いギター・リフ、そして重厚なキーボード・アレンジはそのキャリアに見合うだけのクオリティであり、これまでにゲーム音楽のタイアップなどもレーベル無所属ながら行って来ている。 |
ROSERIA
L.A.メタル。この'80年代中盤に世界的ムーヴメントを引き起こしたジャンルの再燃を担う日本のバッド・ボーイズがROSERIA。当然ながらオレや長田はリアル・タイムだが、当のROSERIAのメンバー達はまだ生まれてもいない。従って、同じようにL.A.メタルを愛するメンバーが集うだけでも奇跡、それをやってのけたのがROSERIA。普段はそのルックスからヴィジュアル系とのコラボが多い彼らだが、反対にL.A.メタルを知らないヴィジュアル系ファンの眼に/耳にはどのように届くのかが興味深い。 |
記念すべきイベント第1回目の出演者はこの3組に決めた。そして、せっかくのDo!! bazookaの初イベント、スペシャル・ゲストくらいいなくちゃ。で、長田と相談するまでもなく、共同レーベル"ハンサム・bazooka"のハンサム兄弟にオファー。が、ご存知の通りハンサム兄弟のスポークスマンであるハンサム判治(Vo)とたかぴ〜(B)がデブ・パレードでも活動中で、スケジュールがハッキリしない。にも関わらず判治本人は「出たい!やりたい!」.....嬉しいんだけど、こりゃ直前までハッキリしないかも.....。
さて、それまで常識的にライヴのブッキングなんてやったことのないレコスタ主催のイベント。放っとけばただバンドが出て入れ替えがあって次のバンドが出て終わり、なんてイベントならいつでも何処でも観れる。では、このイベントにどういった意味合いを持たせるのか。そこがオレの仕事。主催イベントの仕切りはむしろ得意なもの。
・radio-bazooka!!出演者によるMC
・Do!! bazookaアイテムのみのBGM
・ライヴ・レコーディング
・ビデオ・シューティング
.....前者のふたつはオレの得意分野。転換中もオーディエンスを飽きさせないで、それでいて自慢の曲を聴かせ、次の出演者の情報を与える。コレは完全にいつものオレのスタイル。で、後者ふたつはDo!! bazookaのコンテンツでもあり、今後我々のサンプルとして宣伝材料ともなるので素材としての価値もある。つまりこのイベントを"やりっぱなし"ではなく"残るもの"にする。コレ、ヒジョーに重要。
かくして、2009年12月7日、新宿Live FreakにてDo!! bazooka summit vol.01"新宿御苑shock!!!"開催決定。 |