flower travelin' tour+instore@ishinomaki
'07/04/03〜04/29 神戸/広島/山口/福岡/熊本/東京/石巻  2007/05/31 up
4/7(土) 晴れ

今日はTVとliveのhard schedule
さあ、いよいよflower travelin' tour中間地点にして最も大きなevent、山口CATVの収録とsuper elekingとのcouplingによるlive当日。朝9時、ホテルロビー集合.....さすがTV、皆、気合い入ってるわ。ラウンジでコーヒーを飲み、収録+live会場となる仁保loghouseへflowers wagonでいざ出発。途中コンビニへ立ち寄る。「夜までloghouseにいるけど、周りに何もナイから今のウチに買い物しといてね〜」.....これで3度目となるオレも慣れたモンだ(爆)。だって一番近いコンビニまで車で15分、loghouseのオーナー、山根さんに食事頼むにも、この人数じゃタイヘン。よって皆が2食分程度のお買い物。湯田温泉から仁保loghouseまでは車で約1時間、flowers wagon車内では昨年夏にオレとサヤカが出演した際の録画を鑑賞、皆personalityのケンコ/寛子(super eleking)の存在が気になっている様子。更に、どんどんと長閑になって行く車窓の景色。初めて来ると誰もが思う「.....こ、こんなトコ(失礼)にホントにlive houseがある

kayo(左)&nao。こんな素晴らしい出逢いも tourならでは
の?」の疑問の中、10時20分に仁保loghouseに到着。会場にはsuper elekingが作ってくれたこの日のlive告知用flierが貼られていた。8ヶ月振りの再会となるloghouseオーナー・山根さんと挨拶。ほどなく宮崎directorを筆頭に懐かしい"バン花・crew"の方達が到着し、例によって猛スピードでsetting開始。
そして、遂に今回U-keyと共に出演してくれる山口在住dancer、kayo&nao(今回用special name)のふたりと対面。普段は宇部付近のclubを中心に活動していると言うふたり、歳もU-keyと近いせいか既に意気投合、これがまだ2度目の対面とは思えないほど。「よろしくお願いしますっ!」.....ありがとう。こちらこそよろしく!。

sentimental rockin' jump!!(good shot!!!)
.....ところで、だ!。
この御馴染み"バンドの花道"、オレが昨年2月にひとりで初出演、そして夏にはサヤカとのcouplingで2度目の出演、今回が3度目となるワケだが、本来1artist2週(1日2回放送×毎日/1週目と2週目別内容)と言う番組本来の造りがあるにも関わらず、なんと今回は1artist1週×5人分、つまり5週間丸々flowers、と言う番組始まって以来のspecial企画なのである!。名付けて"monthly flowers"!。しかも、実は3月から番組endingではこの日のliveと放送告知+CD promotionの為、flowersの5曲のP.V.が流れ続けていたのである!。坂井producer、そしてsuper eleking、本当にありがとう。坂井さん曰く「いやあ、こちらこそ。むしろやっと音楽番組っぽくなってこっちこそ感謝」.....ま、確かにsuper eleking色、いやオカマ色(爆)の濃い番組だからね.....。
12時、いよいよ収録開始。念入りにメイクを施し、ひと際美しくなった花達が"花道"へ。

このコンビは2度目の出演

音瑠はguitarを置いてhand micに挑戦

miss U-key feat.kayo&nao!
例によってまず演奏場面の収録。今回サヤカimpossibleがカラオケ+オレのguitar、カエルが生弾き語り、それ以外の3人は全員が歌のみ生のカラオケ使用。事前に全員に希望を聞いておいたのだが、最初は生演奏を中心に考えていたのがtourが近づくに連れカラオケ使用に傾いて行ったのが興味深かった。kazmyは最初「だって誰もお客さんいないトコで、どうやって歌えばイイんだか.....」と言っていたのが「そっか、TVの歌番組だと思えば良いのか」へと変化(いや、実際そうなんスけど)。「滅多に出来ない経験だし、それで行こう」と決断。
出演/収録順はアルバム構成通り、トップバッターはサヤカimpossible。前回出演時は"楽園"だったが、今回は"change"。.....手前ミソになるが、ガチガチに緊張していた前回出演時とは比べ物にならないほど堂々としたstaging、声も若干sharp気味(苦笑)。cameraのstand(cameraは乗っていなかったが)が倒れる"番組始まって以来の珍事"もなんのそのだ(爆)。2番手はkazmy/holys、今回唯一彼女だけがP.V.とは違う曲"ペンダント"をselect、カラフルな衣装に身を包み、stageいっぱいのsmokeを掻き消さんばかりの熱唱、"チビッコソルジャー"炸裂。音瑠は"言葉に出来ない気持ちが心に溢れ出す"、今回はP.V.でもやらなかったギター無しの"立ち+ハンドマイク"。オレがこのstyleを観るのは彼女のsolo転身以前の"monties"以来。青いchina dressが眩しいカエルはellectric pianoで"アビニョン"をひとり生弾き語り。CDと変わらぬそのqualityに脱帽、容姿もまさに"才女"の佇まい。そしてU-keyは山口出身dancer/kayo&naoを擁して"seduce"、.....圧巻。ホントに一昨日逢ったばかり!?、と言う息の合い方。U-key自身もcamera相手に縦横無尽の表情を魅せてくれた。

.....どうでもイイけど、うしろ田んぼだよ(爆)
13時半、各自が2take以内でOKを出し、順調に歌場面の収録が終了。続いてはtalk場面.....が、まだ肝心の番組personality、ケンコ&寛子が来ない。どうやらふたりに入り時間が早まったこと(当初11時半予定/直前に10時半に変更)が伝わっていなかったよう。予定外に出来た空き時間、flowersの面々は思い思いの行動に出る。.....ちなみにカエルとkazmyはお出かけ、U-keyは化粧直し。.....ま、後でまた触れるが、U-keyは典型的な"化粧が一生終わらない"タイプ(笑)、ヒマさえあれば鏡に向かっている。ついでに、このtour中にmiss.U-keyがflowersの面々に齎したもうひとつの影響.....付け睫毛。最初はホテルで皆でU-keyの付け睫毛で遊んでいただけらしいのだが、結局TV収録に向けて「アタシもアタシも〜」と伝染。結局なんと全員が付け睫毛着用!。.....ちなみに普段付けない人の方が多いんですが.....誰なのかは本人の名誉の為に黙っとこ(いや、解るって)。

.....もはや同じ種類の生き物ではありません(爆)
14時半、ようやくケンコ&寛子が登場。8ヶ月振りの再会の握手。サヤカ以外のflowersの面々は初対面。当然だがオカマ・メイク前なので「よろしくお願いしま〜す」と社交辞令交じりの普通の挨拶。.....数十分後、フル・メイク+衣装に変身したケンコ&寛子が登場するやflowersからは「キャ〜、ホンモノ〜!!」の歓声+記念写真攻め.....解りやすいね、君達は(笑)。
15時半、talk場面収録開始。向かって左手/下手側にいつものようにケンコ&寛子、そして右手/上手側にCATVの三好彩子アナウンサー、その隣にオレ。で、まず中央に1週目出演のサヤカ。そして後列に左からkazmy、音瑠、カエル、U-keyと言う並び。.....おお、我ながらなんと豪華な構図。オレのfavorire、自慢の花達が並んでる.....約2名、汚いのが混ざってるケド(苦笑)。

収録場面はその週の主役を前に/他は後列に、と言う並び
番組はこれで1週目から順に真ん中のsingerが入れ替わって行く構成。まず1週目にオレがここまでの経緯と「"バン花"始まって以来の連続5週放送」と言う部分を強調、サヤカimpossibleの"change"の演奏場面を挟んでtalk。サヤカはケンコ&寛子とのやりとりももう慣れたもの。「もっと弄られるかと思った〜」と余裕のコメント。続いてcenterにkazmyが移って第2週、"ペンダント"を挟み、巨漢・寛子とのあまりにも激しいサイズの違い(笑)からP.V.や作曲法の話題まで、楽しいtalkとなった。続いて音瑠へと交代、曲は"言葉に出来ない気持ちが心に溢れ出す"talkはかつてタレント事務所に所属していた時代の話から、ケンコの「P.V.とimageが違う」と言う話題へ。P.V.撮影ではオレの指示でやたら走りまくった(笑)と言う裏話まで。続いて第4週、カエル登場。彩子アナの「この方だけ空気が違いますね」が全てを言い表していた(笑)。名前に使うほどのカエル好きの由来や普段の作曲家活動の話題をメインに和やかに談笑。圧巻の"アビニョン"を挟んで寛子が「ゲロゲ〜ロ」(青空球児・好児)を連発(笑)。第5週はU-key、後列にはkayo&naoのふたりにも立って貰い、「今この瞬間flowers7人!」U-keyはケンコに言わせると「突っ込み所満載」らしく(苦笑)、キャラから衣装までケンコが舐め回すようにして突っ込む。U-keyはむしろenjoyしていたよう。最後に全員が今後に向けての豊富を語り、無事"バンドの花道・monthly flowers"の収録が全て終了。放送は4/16〜5/20、しかも1日2回on air。なんて豪華な!。

バン花・monthly flowers"は4/16〜 5/20の5週間に渡って放送
16時半、皆で記念撮影をし、CATVのcrewは再び猛スピードで撤収。そして今度は今夜ここで行われるflowers vs super eleking live、"花鳥風月+毒"(笑)の準備へと突入。super eleking、今回のdrumerは前回のヒデ子ちゃんではなくノヴ子ちゃん(このオカマdrummer層の厚さ!/笑)。収録時に何も無かったstage上に彼等の機材がsettingされる。オレとpeepは段取りの確認と物販の準備。今夜のlive構成はやや複雑で、まずsuper elekingが15分、続いてflowersが収録順にひとり3曲ずつ5人、そして最後にまたsuper elekingの演奏。.....実はこちらは地元のstar、super elekingにトリを取って貰ってこっちは前半、と頑張ったのだが彼等は彼等で「いや、ウチが前座を」と譲らない。ま、前回サヤカと来た際は向こうが折れたのだが、今回は苦肉の策でウチが真ん中に入る形になった。最も優先すべきはお客様が飽きないこと、むしろこの構成は理想的だったかも知れない。17時半、rehearsal開始。flowersのliveはオレのmcで5人分全てを繋ぐ。所謂"入れ替え"によるロスを最大限に防ぐ作戦。が、途中カエルのpianoが何度か移動することになっており、なかなかスムーズには行かない構成。peepとloghouseのstaffがフルに動いてくれる。感謝。19時、super elekingのrehearsalが終了、どうにか開場時間に間に合った。loghouseのロビーには徐々にお客様が集まって来ている。懐かしい人、初めての人、わざわざ遠くから駆けつけてくれた人.....さあ、自慢の花達をお魅せします!。
19時半、定刻通りsuper elekingの1st stageがスタート。早くも客席はほぼ埋まっており、この日への期待の高さを伺わせる。彼等も冒頭からmcで煽る。が、その煽り方がまた彼等らしい。「加瀬、ブサイクばっかり5人も連れて来てんじゃないわよ!」.....客席/楽屋爆笑。これがsuper elekingの楽しさ/イイところ。短い1st setで彼等が充分に"会場を暖めておいた"あと、オレの舞台挨拶。開口一番「.....皆、エレキンのどこがイイんだ?」再び会場爆笑。毒舌には毒舌だぜ!。20時、さあいよいよflowers live@loghouseの始まり始まり。
まずはサヤカimpossible、flowersから"change"と"楽園"、そして新曲"禁じられた恋"。演奏はオレのguitarのみのacoustic style。広島のstreet liveで掴んだ感触はしっかり活かせたと思う。この日のお客様の中には昨年夏の湯田XXXX(フォー・エックス)でのliveを観て頂いた方も多かったと思うが、今回はお客様の手応えも前回に増して良く、なによりサヤカ自身の成長が皆への誇りとなった。短いmcを挟み、holys/kazmyを紹介。「全てのあとに愛が答」.....'05年12月のオレのsolo live"tears"でもopeningを飾った名曲"after all"でスタート。客席に手拍子の嵐を起こし、チビッコソルジャー見参。自己紹介に続いて自身の旧友でもあるカエルをstageに呼び寄せ、彼女のpianoとオレのguitarとで"渚とエメラルド"、そして"ペンダント"。flower travelin' tourならではのspecialな組み合わせだ。盛大な拍手に送られ、今度は音瑠の登場。彼女のliveでは御馴染み、NACK5の"flowers"でも放送された"ビギナーズ"、新曲"孤独の上に咲く花"をひとりで弾き語り、最後にオレとふたりでflowers収録曲"君の唄".....ところが音瑠がこの曲で使うcapotasto(guitarの指板に使用する上駒)を紛失!。慌ててオレが楽屋へ走って探すが見つからない。と、そこへ「あ、あった〜」.....結局自分でポケットの中に持っていた、と言うオチ(苦笑)。続いてはカエル、今度はあらためてsingerとしての登場。まずはさらりと"アビニョン"を聴かせ、一瞬にして例の"カエル・ワールド"を構築。続いて、彼女のlive/初めての場所では御馴染みの"CMメドレー"。この選曲はオレの希望でもあったのだが、山口のaudienceにも大ウケ。そしていよいよホテルで練習した"ボサノバティック"。pianoが撤収され、徐にflowers全員がstageに並び「パッパッパヤッパッパッパ♪.....」突然客席からsuper eleking/ケンコ、寛子、ノヴ子が乱入し、振り付けに参加!。ほら、誰もが我慢出来なくなるでしょう!。やんやの喝采を浴び、最後に紹介するのはU-key。kayo&naoを従え、派手なオケに乗って"seduce"でスタート。super elekingの機材がある為に収録時よりも狭くなったstage、ところが全く不自由なく動いているように見える。2曲目は2月のflowers in the night vol.2""bloom"でも歌ったlovin' you"、その時はオケだったが今回はまたもpianist・カエル登場、オレのguitarとで優しく包む。そしてラストはflowers全員、更にkayo&naoを加えて"shangri-la"、U-keyの「皆、立って踊ろうよ!」の声に客席総立ち!。サビでloghouse全体が手を降る絵が美しかった。最後に皆で挨拶し、flowersの出番が終了。再びsuper elekingへとバトンタッチ。

どうよ、素晴らしい瞬間でしょ!

super elekingへ感謝の乱入!!
.....コレでオレが終わる筈もなく(笑)、せっかくカエルの"ボサノバティック"に乱入して頂いたので、今度はこちらが乱入しなくちゃ申し訳ないぢゃないか(爆)。.....彼等のrehearsal時、オレとケンコが大好きなcharの名曲"smoky"がset listに入っているのを知り、オレは客席で演奏を観ながら金子マリばりにtombourineを振って楽しんでいた。peepに「なあ、"smoky"何曲目?」「えっと.....ラストの前」.....物販席にいたflowers数名に眼で合図し、tombourine片手にいざ乱入!。とりあえず客席は拍手と大歓声、ただ曲自体がヒジョーに

イイ切れっぷりのカエル嬢(笑)
technicalなためsuper elekingの3人にはオレに気付いても余裕がナイ。そうこうしている内、気付けばflowers全員がstage上。.....あとは所謂大騒ぎ。ここでのカエルの切れっぷりを見せたかったね!。だってわざわざ靴脱いで首からカメラ下げてクルクル回ってんだもん(笑)。
3人それぞれのsolo timeを

終演後はCD即売/サイン会。山口のaudienceに感謝
花達が飾り、乱入返し終了。彼等のcurtain callの際に全員がstage上に呼ばれ、あらためてflowersひとりひとりを紹介。盛大な拍手に送られ、flowers live@loghouse vs super eleking終了。終演後の物販ではflowers全員が即席のサイン会を開催、CD販売に長い行列が出来た。額の汗を拭い、peepにwink。やっぱり山口はサイコーだ。

打ち上げでもとにかく良く食うflowers
21時、撤収。loghouseの山根氏に挨拶をし、flowers wagonに乗って湯田温泉へ。一旦ホテルへと戻り、super elekingがsettingしてくれた打ち上げ会場へ。.....ちなみに場所は昨年オレとサヤカがliveを演らせて頂いたsoul bar・XXXX。佐伯マスター、ご無沙汰!。既に懐かしさすら感じる。乾杯の音頭を取って貰うのはもちろんpeep。.....実はpeepには重大な決意があり、これが多くの友人達と共に迎える最後のeventとなる。疲れているところ参加してくれた全員に感謝。.....ところで、前回悪夢のような結果となったdartsは今回はナシ(苦笑)。ちなみにsuper elekingは明日も周南のboogie houseでliveと言うhard scheduleの中、名残惜しいが程々にして打ち上げ終了。花達をホテルまで送り届け、もう一度XXXXに戻ってcounterでマスターと閉店まで話す。.....山口の人は温かく、そして熱い。もう何度も来ている所だけど、来る度に、そして人と出逢う度に驚かされ、そしていつも見失いかけていたことに気付き、前へ進む力と決意を齎してくれる。.....なあ、熱意だけで突っ走るバカがいたっていいじゃないか。peepお疲れさん、そして新たな決意の夜に乾杯しようぜ!。
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