メルセデスＧＰのロス・ブラウンは、ダイムラーとアーバーに対する株式売却により、約１億ポンド（約１３０億円）を手に入れた模様。
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ブラウンは、チーム社長のニック・フライとともに、元ホンダＦ１チームを２００９年に僅か１ポンドで獲得し、ブラウンＧＰと名称を変え、Ｆ１参戦初年度にダブル・タイトルを獲得。更に２００９年末、ブラウンらはチーム株式の一部をダイムラー及びアーバーに売却、昨年からチームはメルセデスＧＰとなった。更に先週、ダイムラー側はブラウンらから残りの株式を買い取り、Ｆ１チームを１００パーセント所有した。Ｆ１ビジネス・アナリストのレポートによると、ブラウンとフライは、ブラウンＧＰを売却したことにより、ブラウンは約１億ポンド（約１３０億円）、フライが約５，６００万ポンド（約７５億円）を手に入れた模様。

…ちなみにこの金額は、フォース・インディアＦ１チームの２００９年の収入の３倍に相当する額らしい。もはや何が基準か解らないのが巨大なレーシング産業の実情である。