バルセロナ・合同テスト最終日はウェットとなり、マクラーレン、フェラーリ、メルセデスGP、ウィリアムズが走行した。
午前中は土砂降りとなり、マクラーレンのハミルトンのみが走行。メルセデスGPのシューマッハーは計測を行わず、午後にロズベルグにバトン・タッチ、フェラーリもアロンソがインスタレーション・ラップのみで走行を中止。尚、前日に新車F111を発表したHRTだが、パーツが税関を通らずシェイク・ダウン走行を諦め、2年連続の開幕ぶっつけ本番となることが決定した。
開幕前のプレ・シーズン・合同テストはこれで全ての日程が終了、2011年開幕戦は当初予定されていたバーレーンでの政情不安により、3月25日からオーストラリアのアルバート・パーク・サーキットで開催される。
バルセロナ・テスト・最終日結果
新車開発で遅れを取ったマクラーレンとメルセデスGPは最終テストの日程を有効に使いたかった筈だが、最後は雨に翻弄されてしまった。ウィリアムズは開幕戦にKERSが間に合うか解らず、HRTはお粗末な顛末で、またも未走行のまま開幕を迎える…。
余裕でテストを終えたレッドブルに、死角はなさそうである。