ファイアストン・ブランドでインディ・カーへタイヤ供給を行うブリヂストンは、2011年いっぱいでの撤退を撤回し、少なくとも後2年間は留まると発表した。
ブリヂストンは、先日今シーズン限りでファイアストン・タイヤのインディ・カー・シリーズからの撤退を発表したが、 11日(金)、新たに2013年までインディ・カー・シリーズにタイヤを供給することを発表した。
インディ・カー・シリーズ、ランディ・バーンハート代表:「今週前半、我々はチーム・オーナーにプロセス案内を行い、彼らのインプットを行くために会議を招集していた。またファイアストンと一体になって歩んで行けることに満足している。我々は、今回の新しい契約が全ての関係者にとって利益になると感じており、2012年の完全に新しいマシンに移行するため、安全性と信頼性が証明されているファイアストン製品を供給出来ることを嬉しく思う。我々の長期的成長に協力するため、我々と働いてくれるファイアストンに感謝している」
ファイアストン・モーター・スポーツ、アル・スパイアー:「我々はインディ・カー・シリーズでの成功の頂点に辿り着いた一方で、2013年までIZODインディ・カー・シリーズとの関係を拡大し、我々の魅力的なパートナー・シップを続けられることを嬉しく思っている」
尚、インディ・カー・シリーズの下位カテゴリーであるインディ・ライツに関しては、今シーズン末で撤退する意向とのこと。
トータル・スポンサー・シップも含め、どのような再契約となったのか詳細は不明だが、結果的に撤退発表が今後に向けての「交渉材料」として機能したことは間違いない。このあたり、あくまでもアメリカン・モーター・スポーツ/アメリカン・ビジネス、と言うことか。