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ファイアストン、今季限りでインディ・カーから撤退へ

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ブリヂストンは、ファイアストンのブランド名で行って来たインディ・カーへのタイヤ供給を、2011年シーズンいっぱいで終了すると発表した。
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ファイアストンの撤退は昨年から囁かれていたが、インディ・カー側は2012年に新しい規約を導入することから、最低でも後1年はタイヤを供給してくれるよう、説得を続けていた。 しかし最終的に、ファイアストンとインディ・カーは2012年に向け新しいタイヤ・サプライヤーが必要になることを発表するに至った。インディ・カー・シリーズのランディ・バーンハート代表は「ファイアストンのような偉大なパートナーを失うのは非常に残念。しかし、我々は2012年に備え、他のタイヤ・メーカーが我々のスポーツに関与する機会についてについて積極的に交渉中である。世界で最も速く多彩なシリーズとして、ファイアストンは5年間の我々とのパートナーシップで売り上げを2倍にしたのだ」とコメント。ファイアストンのモーター・スポーツ活動責任者のアル・スパイアーは「確かに今季限りでのインディ・カー・シリーズからの撤退を発表したが、「我々は今年のインディ500の100周年を祝う計画を考慮中であり、数十年の長い関係を称えることを楽しみにしている」と、ラスト・イヤーへの意気込みを語った。

ファイアストンは1911年の第一回インディ500マイル・レースからインディ・カー・シリーズにタイヤを供給、1974年に一旦撤退するが1995年に日本のブリヂストン傘下となってアメリカン・シングルシーター・シリーズに復帰し、当時のライバルのグッドイヤーを圧倒。1999年にグッドイヤーが撤退、チャンプ・カーとインディ・カーの分裂後は両シリーズにタイヤを単独供給していた。尚ファイアストンは、インディ・カーのタイトル・スポンサーとインディ・ライツへのタイヤ供給も2011年で終了するとのこと。今から後継メーカーが気になるところである。