ブリヂストンのアメリカン・ブランドであるファイヤストンが、近い将来IRL(インディ・レーシング・シリーズ)から撤退すると噂されている。
ファイヤストンは2010年12月31日が期限だったIRLとの供給契約更新を保留。IRLのCEOであるランディ・バーナードは「現在ファイヤストンとはまだ交渉中」としているが、同時に「懸念もしている」とコメント。ただし「交渉は前向きで、楽観的に捉えている」としている。
ブリヂストンはファイヤストン名義で2000年からIRLにタイヤを供給しているが、親会社であるブリヂストンが2010年に14年間のF1活動を終了したばかりであり、世界不況を受けた社内のモータースポーツ活動全般に於ける見直しの結果、最終的にはF1から一年遅らせた2011年いっぱいでIRLから撤退するのではないかと見られている。