バルセロナでの合同テストは21日に最終日/4日目を迎え、フェラーリのマッサがトップに立った。
最終日はHRTがテスト不参加となり、11チーム/11人のドライバーの走行となった。フェラーリF150thのマッサは今回のバルセロナ・テストに於けるトータル最速の1分22秒台をマークしてテストを終了。ブエミ/トロ・ロッソは好調、苦戦が伝えられるメルセデスGPはやはり振るわず、チーム・ロータスはトゥルーリのクラッシュでテストを終えた。
尚、次回予定されていたバーレーン・テストは政情不安により中止が決定し、代替えとして3月8日〜11日に再びバルセロナで合同テストが行われる予定。
バルセロナ・テスト・最終日結果
シューマッハーの「今季は勝てないかも」宣言に続き、遂にチーム首脳、ノルベルト・ハウグからも「今のパッケージングじゃトップ10も無理」とのコメントが出たメルセデスGP。果たしてこれが現在準備されている新たな空力モディファイのための序章で済むのか、それとも本当に早くも言い訳が始まったのか…。ドイツの雄がそれで済まされるわけもないが、タイムを見る限り症状が重傷なことは確かなようである。