20日のバルセロナでの合同テスト3日目は、メルセデスGPのニコ・ロズベルグがトップ・タイムをマークした。
3日目も午前中にウェット、午後にドライというコンディションの中、今季のテストで初めてロズベルグがタイム・シートのトップに立ち、ロータス・ルノーGPのペトロフが続いた。HRTはドライバー・オーディションを行い、コリン・コレスのチームでル・マン出場経験があるジョルジョ・モンディーニが走行し、正ドライバーのカーティケヤンを上回った。
バルセロナ・テスト・3日目結果
今回、これまで不調が伝えられて来たメルセデスGPの新車がレース・シミュレーションをこなし、トップに来たのは興味深い。続くロータス・ルノーGP、マクラーレン共に、これまで信頼性に不安の噂があったチームが上位に来たことで、各トップ・チームの開発力の底力をしっかりと感じさせるものだった。同時に、レッドブルとフェラーリもロングランを達成、3桁周回を走破している。