2月10日、2011年2回目のF1合同テストがスペインのヘレス・サーキットで始まった。不参加を表明したHRTを除く11チーム全てが2011年型新車を持ち込んでの本格的テストとなる。
ヘレスにはマクラーレンMP4−26、フォース・インディアVJM04、ヴァージンVRー02の3台のニュー・マシンが登場。マクラーレンは噂の上方排気エキゾーストを厳戒態勢の中テスト、フォース・インディアもヴァージンもほぼトラブル・フリーでのトラック・デビューとなった。トロ・ロッソは1台のマシンを午前中にテスト・ドライバーのリチャルド、午後に正ドライバーのアルグエルスアリがシェアしての走行。
初日のトップは101周を走り込んだフェラーリのマッサ。ちなみにフェラーリは新車の型番「F150」に同名のトラックを販売するフォードからクレームが付いたため、今回から名称を「F150th」に改めている。
ヘレス・テスト・初日結果
今回のヘレス・テストに参加した全チームのマシン・ボディには、ラリー事故で重傷を負い入院中のロータス・ルノーGPのドライバー、ロベルト・クビサへ向けた激励のメッセージがポーランド語で書かれている。
「Szybkiego powrotu zdrowia Robert」(早く良くなれよ、ロベルト)