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「厳し過ぎる」とミハエル

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ミハエル・シューマッハーは可夢偉との接触に対するペナルティ(10秒ストップ&ゴー)が「厳し過ぎる」と訴えている。
続き
予選13番手からスタートしたシューマッハーはレース序盤にザウバーの小林可夢偉に追突、10秒ストップ&ゴーのペナルティを受け、最終的に9位でフィニッシュした。
「今日の結果にはもちろん満足はしていない。5位、いや4位さえ可能だったと思うし、ブラックリーとブリックスワースの皆が素晴らしい仕事をしてくれたおかげだよ。でも残念ながら僕はミスをした。DRSを使った時にコーナーでオーバー・ランしてしまい、接触してしまった。効果を過小評価していたのとブレーキが良くなかったのが衝突が起こった原因だ。ペナルティを受けたのは正しいことだけど、何故ドライブ・スルー・ペナルティではなく、ストップ&ゴーだったのかが解らない。厳し過ぎると感じたので、もっと理解したい。いずれにせよ、チームのハード・ワークが成果をあげているのは良いことだし、次のホーム・レースにむけてのフィーリングは良いよ」

何故ドライブ・スルー・ペナルティではなく、ストップ&ゴーだったのかの答は簡単明瞭で、シルバーストンの新たなピット・ロードをドライブ・スルーするだけでは、通常のペナルティに相当するロス・タイムにならないから(ドライブ・スルーでは僅か9、3秒しかロスしない)。むしろ、シューマッハーの「罪」はヨーロッパGPのペトロフとのアクシデントも含めた上でスチュワードから「重い」と判断された、と言うことだ。