ヴァージン・レーシングは、マクラーレンとの技術提携を発表した。
ヴァージンは、６月にテクニカルディレクターのニック・ワースを解雇し、技術的な方向転換を目指していた。今回の契約でヴァージン・レーシングは、マクラーレンの風洞、テスト・リグ、シミュレーター、コンピューター技術といった施設を使用し、更にマクラーレンからヴァージン・レーシングにスタッフも派遣されることが含まれている。またヴァージンはマクラーレンとの提携だけでなく、今後の技術的な拠点としてワース・レーシング・テクノロジー社とバンブリーにある同社の施設を購入したことも発表した。
丁度ＨＲＴ買収とウィリアムズ・ルノーのニュースに隠れて目立たなかったが、こちらも長期的戦略に向け大きな変革が齎された。ちなみにマクラーレンは、すでにフォースインディアとも同様の技術提携を行っている。