FOTAは、2014年のエンジン・レギュレーションが新たなメーカーのF1参入を引き起こせるように設計されていると主張した。
マクラーレン・テクノロジー・センターで開かれたFOTA(フォーミュラ・ワン・チームズ・アソシエーション)のファン・フォーラムで、同会長のマーティン・ウィットマーシュは魅力を保つようなエンジン・レギュレーションにする必要があるとコメントした。「リスク管理の問題だ。現時点で3社の自動車メーカーと1社の独立系エンジン・メーカーがF1にいる。F1史を通して見ても、常に自動車メーカーはF1に於いて非常に重要な投資家であり、健全で優れた技術的な仕事が出来れば競争力を発揮出来ると解った上で人々がF1に参入出来るよう、エンジン規約を十分に定義した環境を提供する必要がある」
また、メルセデスGP代表のロス・ブラウンもウィットマーシュのコメントに同意し、現行のV8エンジンは新たなメーカーの参入を奨励するものではなかったと述べた。「今のV8方式エンジンには誰も関心がなかった。新しいエンジンはメーカーにF1参入の新たな機会を齎すと思うよ。これが、我々が新エンジンを必要とする理由のひとつだ。誰が1万8,000回転のV8エンジンを作って参入して来ると思う?。どのメーカーも一切興味はないだろう。だから多くのメーカーに参入を促すように、新しいエンジン方式は新たな機会と、より多くの関連ある仕様を与えると考えているよ」
…そして名前の上がるメーカーはVW、ポルシェ、BMW…いや、かつてV6ターボでF1を席巻したのはいったい誰だった?。場合によっては日本の…となるのだろうか?。