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ハイドフェルドの来季

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ロータス・ルノーGPのニック・ハイドフェルドは、来季の同チームでのシート獲得に自信を見せている。
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今季、ラリー事故で負傷したロベルト・クビサの代役としてロータス・ルノーGPに加入したニック・ハイドフェルドは、クビサの復帰次期が取り沙汰され始めた今、来季のシート獲得に自信を見せた。ハイドフェルドは「僕としては喜んでチームに残る。ロベルトが戻って来ても、もう一つのコックピットがあるからね」と、現状2012年まで契約下にある、チームにとって重要なスポンサーを後ろ盾に持つロシア人ドライバーのヴィタリー・ペトロフのシートを狙う発言をした。しかしチーム代表のエリック・ブーリエは今季のハイドフェルドの状況を「優れているとは言えるが、十分優れているとは言えない」と不満を露にしている。

ニックに求められていたのは、あくまでもクビサと同等の走り/成績であり、プーリエは資金持込みのセカンド・ドライバー、ペトロフと競うようなレベルではない、と言うことをメディアに対して明確に公言した。よって、仮に来季クビサが完全復帰が可能だった際、チームにはペトロフを降ろしてハイドフェルドを乗せるメリットはない、と言うのが現状である。