これまで不調だったフェラーリのフェリペ・マッサは、カナダＧＰ予選で３位の好位置に着けた。
フェリペ・マッサ／予選３位：「今シーズン、ようやく良いグリッド・ポジションからスタート出来る。明日は天候が難しそうなので、どんな可能性にも取り組める準備が必要だ。マシンのハンドリングは満足出来るものだし、レッドブルとのタイム・ギャップが小さいのも励みになる。ここまでのところ、僕達のマシンは予選よりレースの方が競争力がある。レースではレッドブルはもちろん、マクラーレンが強いだろう。表彰台、いや優勝を争えれば良いね。雨の予報もあるけど、今年はここまでウェットで走行するチャンスがなく、加えてこのトラックは僅かなスリップが非常に高い代償を生むので、慎重でなくてはならない」
マッサが予選で３番手となったのは実に昨年の第１４戦モンツァ以来のこと。また、意外なことにここモントリオールでは過去一度もポディウムに上がっていない。例の事故、例の無線、例の噂…。様々なネガティブ要素を取り除き、決勝での久々の好結果を期待しよう。