フランスで、スパ・フランコルシャンでのベルギーGPが、フランスGPと隔年開催される可能性があると報道されている。
ベルギーのスパ・フランコルシャン・サーキットが、フランスGPのF1カレンダー復帰の鍵となる可能性が出て来た。ベルギーGPのプロモーターを務めるアンドレ・マースは「今年初め、フランス当局からそのことについて尋ねられた。興味深いことになるかも知れず、更なるニュースを待っている」と発言している。現在ベルギーGPは、レース承認費用の増額により、F1から締め出されるのを懸念しており、フランスGPを開催していたマニクール・サーキットは、「経済的な問題」により2008年シーズン後にF1カレンダーから脱落している。
FIA本部のあるモーター・スポーツ発祥の聖地、フランス。そのフランスがF1開催から脱落して早3年。かつてはフランス、イギリス、ドイツのヨーロッパ3連戦がF1世界選手権の核だった。形式はどうあれ、威厳のある復活を心から願う。