ロータス・ルノーGPとして参戦する旧ルノー・チームに、運営上で深刻な資金難問題があると報道されている。
グループ・ロータスの買収劇によって、今季はロータス・ルノーGPとして参戦する元ルノー・チームだが、今季は思わぬ資金難に見舞われており、このまま解決されなければ2012年に肝心のルノー・エンジンを失い、コスワース・エンジン搭載と言う可能性も出て来たという。新体制の同チームはジェラール・ロペスが運営しているが、その経営手法からスポンサーの離脱が起き、ロシア・マネーの導入に期待されたヴィタリー・ペトロフも、実際にはスポンサー獲得に思うように寄与していない、と言われている。
名称裁判以降、どうにもフェルナンデスのチーム・ロータスにイメージ的に圧され気味のロータス・ルノーGP、天下の「ルノー」を冠しておきながら、肝心のエンジンがコスワースじゃあまりにもシャレにならない。ってことは来季はロータス・ルノーGP・コスワース…コイツはBMWザウバー・フェラーリよりタチが悪い…。