フォースインディアの「One From a Billion」(10億分の1)プロジェクトから初の女性ファイナリストが出た。
インドの全7地域で開催されるフォースインディアの「One From a Billion」(10億分の1)プロジェクト(新人レーサー発掘プロジェクト)。予選ラウンドでは、9月のナショナル・ファイナル出場権を獲得すべく若手ドライバーが速さを競う。そしてハイデラバードで行われたラウンドで17歳の女性、アブハ・マンカーさんが最速ラップを記録、見事100人がシルバーストーンで1週間かけてトップ10を争うファイナルへの出場を決めた。チーム代表のビジェイ・マルヤは「我々がインドでカートを通し、各地域のトライアルで非常に熱狂的な反応を得ることが出来た。またハイデラバードから初の女性ファイナリストが出たことも非常に喜ばしいことだ」と語った。
これまで決して優秀な女性ドライバーに恵まれたとは言い難いF1。が、何しろ「10億分の1」である。このインドと言う新たな聖地から、未だ見ぬ素晴らしい才能が発掘される可能性はゼロじゃない。