マクラーレンのマーティン・ウィットマーシュ代表は、次戦モナコでコンペティティヴなレース週末を期待している。
ウィットマーシュは、今季のマクラーレンのマシンはすでにタイトな区間で速さを発揮していると話し、モナコでも優勝争いに絡むと予想している。「我々マクラーレンはモナコ公国の公道コースで羨ましがられる記録を誇っている。これまで挙げた15勝は他のどのチームよりも多い。今週末、それを16にするつもりだよ。バルセロナの第3セクターでのタイムは、遅いストップ・アンド・ゴーのモナコで予想出来るアイデアに繋がることを願っている。MP4ー26の長所は低速でのグリップとトラクションなので、最初から調子良く行けるだろう」
遂に完全なる「2強」の域へ達したマクラーレンMP4ー26。正にモナコ・マイスターの称号に相応しい唯一のF1チームとして、どうレッドブルと対峙するのか。ルイスもジェンソンも完全に此処を得意としており、反対にヴェッテルにはまだ勝ちがないグランプリ。これまでの常識の通用しないピレリ・タイヤによるマルチ・ストップ作戦も含め、昨年の覇者のウェバーも交えたトップ2の4人による激しいホール・ショット争いが見られるだろう。