メルセデスGPのミハエル・シューマッハーが、F1第5戦スペインGPに向け意気込みを語った。
シューマッハーは現在ドライバーズ・ランキングで11位/6ポイントで、チーム・メイトのニコ・ロズベルグ(9位/20ポイント)に遅れを取っているが、スペインGPに向けてはモチベーションが高いと抱負を語った。「例年、スペインGPで本格的にヨーロッパ・ラウンドが始まったと実感するし、僕は良い思い出がたくさんある。もちろんテストで使っているから、カタロニア・サーキットのことはよく知っているが、普段は追い抜きの難しいここでKERS(運動エネルギー・回生システム)やDRS(空気抵抗低減システム/可変リア・ウイング)、ピレリ・タイヤがどう影響するのか楽しみだよ。トルコGPの結果には満足出来なかったけど、僕達がチームとして進化した明確な兆候があった。これで僕のモチベーションも更に大きくなったよ。チームの懸命な努力が報われ始め、更に気合も入った。進化しようと言う皆の決意は固いんだ」
カタロニアでは計6勝を挙げ、得意なサーキットとするシューマッハー。特に2001年から2004年にかけては4年連続勝利。メルセデスGPのアップ・デートとモチベーションに乗り、復帰後初表彰台を期待したいところ。