ルーベンス・バリチェロは、現在ウィリアムズはチームを正しい道に戻すリーダーがいないと語る。
チームはテクニカル・ディレクターのサム・マイケルの年末での辞任を発表、マイク・コフランがチーフ・エンジニアとしてチームに加わることとなった。バリチェロはこの変化を歓迎したが、チームのためにはリーダーが必要だと言う。バリチェロは「一流のスタッフを迎えるのは良いことだ。サムは最後まで全力を尽くすはずだが、僕達にはリーダーが必要なんだ。今、大勢の人々が意見を言おうとしているが、最終的に核心を突いていない。彼等は自分たちの仕事に集中するべきだ。多分僕は他のチームからもっと人材をリクルート出来るだろう。僕はパドックに最も長くいる10人の内のひとりだからね。多くの関係者を知っている。現時点でウィリアムズはダメになった、あれは過去のチームだと言うのは簡単だけど、メンバーひとりひとりがもう少し仕事を頑張れば、良くなって行く筈だ」と語った。
18年目の大ベテラン・バリチェロにとって、ウィリアムズはキャリア最後のトップ・チーム、となる筈だった。シーズン序盤を棒に振り、チームが出した答がTD更迭…先行きの見えない状況に、バリチェロの焦りが見える。