マーク・ウェバーは、レッドブルを離脱したら彼は引退するだろう、というクリスチャン・ホーナーの意見に反論する。
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レッドブル代表のホーナーは、２０１１年末に現在の契約が終了しても、ウェバーはライバル・チームに移籍する願望を持っていないと述べていた。しかしウェバーは「今季のチャンピオン・シップが終わると、レッドブルとの契約も終わる。でも、契約更新は結果次第だとは思わない。自分のために優勝したい」と述べた。「チームが僕を欲しくないのなら、ヘルメットを脱ぐか、チームを変わるか、自問しなければならない」ウェバーは自身に「欠点」があるとしながらも、チーム・メイトで現ワールド・チャンピオンのセバスチャン・ヴェッテルにも欠点があると述べている。「僕の決意は固い。昨年はタイトル争いをしたし、今年もそうしたい」ウェバーはヴェッテルについて「セブは非常に速く、経験も積んでいる。でも無敵というわけではないよ。彼の弱みについては話したくないが、誰にだって欠点はあるのさ」

度重なるトラブル、不運、全てを抱え込んだウェバーにとって、第３戦中国ＧＰでの快走は何よりの自信になったことだろう。現実的な戦略は別として、ポール・ポジションから「負けた」ヴェッテルを追い上げ、数秒遅れでフィニッシュ、予選１８番グリッドから３位表彰台に立って見せたのは事実なのである。同時に、選手権のこの時期に負けを認めるウェバーではない。速さと自信を取り戻したウェバーは、今シーズンも間違いなくヴェッテルの最大のライバルだ。