記事一覧

ニック「細工は好きじゃない」

ファイル 223-1.jpg

ロータス・ルノーGPのニック・ハイドフェルドは、KERSやDRS等の使用はあまり好ましくないと語った。
続き
今シーズンのF1は復活したKERS(運動エネルギー・回収システム)や、新たに導入された可変リア・ウィング(DRS/ドラッグ・リダクション・システム)らの導入により、レース中のオーバー・テイク・シーンが増えたと評価されているものの、通算176戦/33歳のベテランのハイドフェルドは、「人工的な装置でレースを面白くしようとするのは好きじゃない。確かにこの装置を使えばオーバー・テイクは容易になるので見ている分には面白いだろうけど、長いことレースをしてきた僕としては何か違和感があるよ。こうした装置を有効に機能させるために余分な試行錯誤を強いられていると言うのは、本来のレースへの準備とは違う気がするんだ」と語った。

…同感だ、ニック。しかし、それらは今、君の初勝利の大いなる武器になる可能性が極めて高い。