ロータス・ルノーGPのニック・ハイドフェルドは、フェラーリを抑えて今シーズン終えることが目標だと語る。
開幕から2戦連続で表彰台に上ったロータス・ルノーGP。シーズン序盤の3戦を終え、フェラーリは依然として表彰台に上ることが出来ていないが、フェルナンド・アロンソとフェリペ・マッサはロータス・ルノーGP勢より安定した結果を残し、コンストラクターズ選手権ではロータス・ルノーGPより上の3位にいる。ハイドフェルドは、ルノーはシーズンを通じて序盤のパフォーマンスを発揮できると自信を持っている。「僕達はフェラーリのようなチームと戦っているわけだから、決して楽じゃない。メルセデスGPも改善しているし、マクラーレンとレッドブルは前にいる。でも、チームの野望と目標はトップを狙うことだ。僕達は一生懸命仕事をしているし、チームはこの1年半で大きな改善を果たした。この開発スピードを保てれば、シーズン序盤の流れを維持することは可能だと思うよ」
明らかな攻めの開発で結果を出しているロータス・ルノーGPと、対照的に開発に迷いが生じているフェラーリ。つけ込むチャンスは序盤戦であり、少なくともシーズン後半にはフェラーリは確実に結果を出しに来る。そこで勝てるかどうかが、ロータス・ルノーGPの今季の成績を大きく左右するだろう。