中国GP決勝を前に、FIAは上海サーキットでの可変式リア・ウィングの使用区間を短く変更した。
FIAの技術委員、チャーリー・ホワイティングは元々上海・インターナショナル・サーキットの1、2Kmのバック・ストレートの内、DRSゾーンを予選時から急遽200メートル程短縮。結果的に決勝レース中のオーバー・テイクは難しくなり、前戦マレーシアよりも増えることはなかった。「(DRSゾーンが)長いとオーバー・テイクが簡単過ぎるから」がチャーリーの意見だったようだが、バック・ストレートのアウト側は今回もピレリ・タイヤの巨大なマーブルが溜まり、決して安全な状態ではなかった、と言える。
…そもそもDRSがいらない。「配られるアイテム」はF1ではない。