レッドブルのマーク・ウェバーは中国GPでKERSトラブルを抱え、タイヤ選択も誤って無念の予選Q1落ちを喫した。
マーク・ウェバー(予選18位)「とても悔しい1日だ。KERSのトラブルのせいでFP3とQ1をスムーズに進めることが出来ず、結局最大の犠牲を払うことになってしまった。僕達はプライム・タイヤで十分Q1を通過出来ると思っていたんだ。速さがあったからね。でも2回目の走行でタイヤを上手く機能させることが出来なかったんだよ。これから、明日何が出来るか今夜考えてみる。とは言え、前に向かって攻めて行くしかないけどね。自分が一番最後にQ1で敗退したのは一体いつだったか、思い出せないぐらい遠い昔のことだ。僕らにとって最悪な1日だったよ」
開幕から3戦、あまりにも明暗の分かれてしまったヴェッテルとウェバーのレッドブル・コンビ。特にここ上海での不運は、ウェバーにとってあまりにも深刻なもの。このままシーズン全体に影響しかねないこの「負の連鎖」から、一刻も早く抜け出したいところだ。
…ちなみに、ウェバーの予選Q1落ちは2009年の鈴鹿以来。