2011年第3戦中国GPプレビュー
◇サーキット・データ
名称:上海・インターナショナル・サーキット
コース全長: 5、451Km
コーナー数: 16
周回方向 : 時計回り
周回数: 56周
収容人数: 20万人
設立年: 2004年
併催:ポルシェ・カレラ・アジア・カップ
レース・スチュワード:エマヌエーレ・ピロ、ゲイリー・コネリー、ヴィンセンツォ・スパノ
2010年予選:セバスチャン・ヴェッテル(レッドブル・ルノー)
2010年決勝:ジェンソン・バトン(マクラーレン・メルセデス)
◇サーキット概要
ヘルマン・ティルケ設計の近代サーキット、上空から見ると上海の「上」の漢字に見えるレイアウトになっている。下の線にあたるロング・ストレートと、上の部分のタイトなヘアピンとが混在する。レイアウト以外にも中国風の建築が多く、政府が2億ドル以上を投じた豪華なサーキット。反面、サーキットそのものが沼地に建設されたために地盤が弱く、2010年にターン1、8、14が沈下。2011年の開催に間に合わせるよう改修が行われ、3月24日にようやく認可されたばかりである。近年中国GPは深刻な観客減少に陥っており、観客スタンドはカラフルに彩られているが、これは減少する観客により客席が空いているための「視覚効果」のため。また、雨が多いことで有名なグランプリでもある。
◇タイム・スケジュール
4月14日(木)
記者会見 15:00〜
ルーベンス・バリチェロ、ルイス・ハミルトン、ヴィタントニオ・リウッツィ、ミハエル・シューマッハー、セバスチャン・ヴェッテル
4月15日(金)
FP1 10時00分ー11時30分
FP2 14時00分ー15時30分
記者会見 16:00〜
アルド・コスタ、ジェームズ・キー、パディ・ロウ、徳永直樹、ジェフ・ウィリス
4月16日(土)
FP3 11時00分−12時00分
予選 14時00分−15時00分
4月17日(日)
決勝 15時00分
◇2011年F1第3戦中国GP・国内TV放送予定(日本時間)
◇フジテレビ地上波(一部地域を除く)
4月16日(土)
予選 25:55〜26:25
4月17日(日)
決勝 23:50〜25:30
◇フジテレビNEXT(スカイパーフェクトTV・生中継)
4月15日(金)
FP1 10:55〜12:40
FP2 14:55〜16:40
4月16日(土)
FP3 11:55〜13:10
予選 14:50〜17:00
4月17日(日)
決勝 15:50〜18:50
4月18日(月)
金・土・日オールセッション一挙放送
F1 MONDAY 10:00〜23:00
2010年中国GP
予選はヴェッテル、ウェバーのレッドブル勢が1−2、フェラーリのアロンソが続いた。決勝は雨、スタートからドライ・タイヤでステイアウトする戦略が当たった予選5番手のジェンソン・バトンが、効率の良いピット戦略でマクラーレン移籍後初勝利、ハミルトンも続いてマクラーレンの1−2フィニッシュ。3位には2戦連続でメルセデスGPのロズベルグが入った。ザウバーの小林可夢偉はオープニング・ラップでの事故で4戦連続リタイア。
2010年中国GPリザルト
1 ジェンソン・バトン(マクラーレン・メルセデス)
2 ルイス・ハミルトン(マクラーレン・メルセデス)
3 ニコ・ロズベルグ(メルセデスGP)
4 フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)
5 ロバート・クビサ(ルノー)
6 セバスチャン・ヴェッテル(レッドブル・ルノー)
7 ヴィタリー・ペトロフ(ルノー)
8 マーク・ウェバー(レッドブル・ルノー)
9 フェリペ・マッサ(フェラーリ)
10 ミハエル・シューマッハー(メルセデスGP)
11 エイドリアン・スーティル(フォースインディア・メルセデス)
12 ルーベンス・バリチェロ(ウィリアムズ・コスワース)
13 ハイメ・アルグエルスアリ(トロ・ロッソ・フェラーリ)
14 ヘイキ・コヴァライネン(ロータス・コスワース)
15 ニコ・ヒュルケンベルグ(ウィリアムズ・コスワース)
16 ブルーノ・セナ(HRT・コスワース)
17 カルン・チャンドック(HRT・コスワース)
R 小林可夢偉(BMWザウバー・フェラーリ)