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マレーシアGP・FP1結果

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マレーシアGP・FP1結果
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マレーシアGP・FP1結果

木曜日は雨に見舞われたクアラルンプール。深夜、日本では最大震度6強の余震があり、ヘイキ・コヴァライネンはリアル・タイムで「また日本で地震/津波起きないで」とツィートしていたが、ドライバー達は眠れただろうか。
10時現在天候は曇り、気温28度/路面温度27度。今回もトロ・ロッソはリチャルドが、チーム・ロータスは開幕戦FP1で開始早々ぶつけたチャンドックではなくバルセッキが初走行。これに関してはメディアで色々言われているようだ。フェラーリはマシンに蛍光塗料を使用して気流を見ようと言う動き。
10時、セッション開始、バルセッキ、ダンブロシオ、ペレスら若手が率先してコース・イン。遅れてマクラーレン、メルセデスGP勢。ゆっくりとした滑り出し。各車トルコGPへ向けてピレリのロゴなしタイヤ(エクストラ・ハード)を装着。これはチームに2セット供給されている。インスタレーション・ラップを終えてピットへ戻って来た各ドライバー達は、皆蒸し暑さにウンザリと言う表情。
15分、ヒュルケンベルグが最初のタイム・アタックを行い、1分44秒557を記録。ピットではディ・レスタがモニターを食い入るように見つめている。2周目、1分42秒475。経験値の高いヒュルケンベルグが精力的に走り込む。前回予選落ちのHRT、カーティケヤンが後方から煙を噴きながらコースへ。ピットから「エンジン止めろ」の無線、ストップ。早くも暗雲。
27分、ハイドフェルドが1分40秒525を記録、その直後の1コーナーでタイヤがロックしてしまい、バースト。アンダー・フロアを擦りながらゆっくりとピットへ。そのままガレージでチェック。
43分、ウェバーが1分39秒448でトップへ。トゥルーリのリア・ウィングからパーツが脱落したのが車載カメラで確認出来る。カーティケヤンのマシンがピットへ帰って来た。コスワースのエンジニアがマシン下部へ潜っている。天候が安定しているからか、各車精力的に走行。ウェバーが1分38秒493で自身のトップ・タイムを更新、マクラーレンのハミルトンも39秒台へ。50分現在、オーダーはウェバー、ハミルトン、ハイドフェルド、ロズベルグ、マルドナド、アルグエルスアリ、シューマッハー、バリチェロ、バトン、ヒュルケンベルグ。フェラーリは予定が上手く行っていないのか、ここまでタイムを出していない。FIAのカメラはロブ・スメドレイがイライラしているところをキャッチ。
70分、HRTのリウッツィが1分46秒台。可夢偉は9番手タイム。44分、ペトロフが最終コーナーでブレーキング時に左フロント・ホイールがバースト。序盤のハイドフェルドのパターンと良く似ている。ロータス・ルノーGP勢ピンチ。
80分/残り10分、ウェバーがプライム・タイヤでアタック、1分37秒451まで縮めて来た。ターン8でコース・アウトするマシンが続出。終了直前、ヴァージンのダンブロシオが右フロントのホイールを壊してコース・アウト。ロータス・ルノー同様、ヒトコのブレーキとのマッチングが問題視される。

マレーシアGP・FP1結果

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