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ペレス「もっと良いレースを!」

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F1デビュー戦となった開幕戦オーストラリアGPで7位フィニッシュしながら失格となったセルジオ・ペレスが、マレーシアGPへの意気込みを語った。
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ペレスはライバル・チームはおろか、ザウバー・チームでさえもレース中盤まで考えもしなかったレース中の安定したペースにより、ピレリ・タイヤの1回交換のみでフィニッシュする作戦でデビュー戦でエース・ドライバーの小林可夢偉を上回る7位でポイント・フィニッシュ、ところがチームがリア・ウィングの規定違反で失格となったためにポイントを失ってしまった。が、ペレスは既に次戦マレーシアに気持ちを切り替えている。ペレスは「モチベーションはとても高く、自身2回目のF1レースが楽しみだよ。僕たちにはポイントを狙える速さがあるし、信頼性も高い良いマシンがある。。この一貫性を維持できて、もっと良いレースが出来ることを願っている。今はグランプリ・デビューを終え、僕に自信を与えてくれている。2009年のGP2アジアのレースでセパン・インターナショナル・サーキットは知っているよ。体力的にとても厳しいし、かなりテクニカルだ。サーキットは長く、正しくラップをまとめるのが難しい」とコメントしている。

結果的に見ればチームの「凡ミス」により、殊勲の成績をパーにされたペレス。しかし作戦の違いはあれど、少なくともエース扱いの可夢偉の前でフィニッシュしたことは大いに誇りにして良い。まだ才能を証明するチャンスはある。