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ウィリアムズ、マレーシアでDRSに期待

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ウィリアムズのテクニカルディレクター、サム・マイケルは、マレーシアGPではDRSがオーバー・テイクに繋がると語った。
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開幕戦で2台共にリタイアしたウィリアムズは、今週末のマレーシアGPに空力アップ・グレードを持ち込むことになっている。マイケルは「マレーシアにはFW33のフロント・エンドにいくつか空力アップグレードを持ち込み、KERSにもいくつか改善をもたらす予定だ。セパンは、いくつかの低速コーナーと2つの高速コーナーによって成り立っており、3つのロングストレートがある。効率の良いセット・アップは高速セクションに合うように調整され、ここではオーバー・テイクに於いてDRSがオーストラリアよりも大きなインパクトを与えるだろう」とコメント。また「中高速サーキットでFW33がどのようなパフォーマンスを見せるか興味深い。レースでの我々の目標は、2台がポイント圏内でフィニッシュすることだ」と意欲を語った。

メルセデスGPと同様、開幕戦のダブル・リタイアによって未だその戦闘力が未知数なのがウィリアムズ。開幕戦ではベテランのバリチェロが珍しく予選でミスし、2台共にQ2敗退。中団からのレースは戦力分析をより難しくしてしまっている。DRS同様、冬期テストで問題となったKERS問題も含め、次戦はじっくりと注目して見てみたい。