ザウバーの小林可夢偉は、オーストラリアＧＰで日本人に希望を与えられるよう、ベストを尽くすと誓った。
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母国が地震により深刻な被害に見舞われた可夢偉はオーストラリアＧＰへの抱負の中で「日本のことが心配で、バルセロナ・テストの後に帰国しました。状況は非常に良くないと言わなければなりません。多くの人が命を落とし、住む家を失い、愛すべきものを無くしました。私達は団結する必要があり、世界中の助けを必要としています。現段階では前向きになれるものは何もない。少なくとも、しばらくはメルボルンの開幕レースに集中することになります。元々楽しみにしていたレースですが、今僕が本当に望んでいることは、日本の皆さんにほんの少しの希望と、ポジティブなニュースを届けられるよう、ベストを尽くすことです」と語った。

未曾有の大災害を受け、日本人にとっては特殊な状況下で行われることになったＦ１開幕戦。我々がまず望むのは可夢偉が無事にレースを終えること。勇気はそれだけで充分だ。それこそが分かち合うこと。可夢偉、Ｇｏｏｄ　Ｌｕｃｋ！。